【Excel】R1C1参照形式の見方・数式の使い方について紹介【備忘録】

今回は以前紹介したR1C1参照形式の見方・使い方について紹介したいと思います。

↓では、R1C1参照形式の切り替え方について紹介していますので、こちらも併せてご覧ください！

R1C1参照形式の見方

以前の記事では、RはRow(行：縦方向)、CはColumn(列：横方向)であることを説明しました。

例えば、セル位置が「R1C1」であれば「1行目の1列目」になる、といった感じです。

一部のセル位置をR1C1形式で表すと、以下のようになります。

R1C1参照形式だと、数式の表示が変わります。値段と個数から合計金額を算出するシートです。

数式の表示が「=RC[-2]*RC[-1]」になっていますが、ざっくり言うとこのカッコの中の数字は「そのセルからいくつ離れているか(相対参照)」になります。

今回の場合だとR2C4の位置から左に2つ移動したセル(値段)と左に1つ移動したセル(個数)になるわけです。

逆に「絶対参照のときはどうなるの？」という点ですが、その場合は数字を囲んでいるカッコがなくなります。

具体例を出すと以下のようになります。以前紹介したシートを使用しています。

値段のセル位置がR3C3になるのですが、数式でも「R3C3」と指定していますが、これはカッコで囲んでいない場合は固定されるようになります。

今回の場合だとR(行方向)とC(列方向)を両方とも囲んでいない為、セルを固定(絶対参照)になるわけです。

なので、R3C[#]と数式に入力すれば行方向は固定され,R[#]C3とすれば列方向が固定されるワケです。

今回はR1C1参照形式の見方・数式の使い方について紹介しました。

普段こちらの参照形式では使わないとは思いますが、頭の片隅にでも置いていただければ幸いです（笑）

とはいえ、VBAでマクロ開発する方なんかはこちらの参照形式の方が使いやすかったりすると思いますので、